オオクワガタムシをはじめとして、様々なクワガタムシの飼育方法、採集、産卵、越冬、幼虫の飼育方法など様々な情報をご提供しています。

人工蛹室について

人工蛹室の使い方

人工蛹室というものがあります。

クワガタが作った蛹室が使えない場合は、こちらで管理してあげることになります。

こちらも通信販売で手に入ります。大体1000円前後で購入可能です。

また、市販の生花などを挿す緑色のスポンジ(フローラルフォームとかオアシスとかいいます)で作ることも可能です。こちらは100円ショップ、通販などで売っています

蛹の大きさに合わせてオーダーメイドできるので便利です。


人工蛹室を利用する場合

人工蛹室を利用するのは下記のような場合が考えられます。

ほうっておくと、不完全羽化を起こしてしまいますので、対処が必要です。

①瓶の底に蛹室を作ってしまった場合

メスの場合は問題ない場合が多いので放置して大丈夫でしょう。

ただ、オスの場合は、瓶の下のほうで蛹室を作ると問題が起こります。また、瓶の下のしっかりとした部分を利用する習性があるのか、瓶の下のほうで蛹室を作ることはよくあります。

 

②菌糸が蛹室の内部に侵食してきた場合。

これは、蛹室の内部を肉眼で確認できる場合は注意してみましょう。蛹室の内部に白い色の菌糸が侵食して蛹室に悪影響を与えます。この場合も人工蛹室に移しましょう。

 

③菌糸が劣化している

菌糸が劣化して、蛹室の形成が困難な場合があります。こんな場合も引越しが必要です。


人工蛹室で問題解決

菌糸瓶の下のほうに蛹室を作ってしまった場合には、下記のような問題点があります。

問題点1
ボトルの下のほうに蛹室を作るとうまく体を回転できず、不完全羽化が起こる

問題点2
ボトルが水分を吸収できず、不完全羽化、死亡してしまう

そこで、瓶をさかさまにするなどして対処することも一般的です。(空気穴をふさいでしまわないように注意しましょう)

しかし、それでも心配は残りますので、瓶底から蛹の体が3分の2以上見えている場合は、人工蛹室を利用したほうが良いでしょう。

人工蛹室は加水して利用しますが、基本的には再加水はできないと考えてください。(人によっては羽化前に再加水して、蛹から出る水分を吸いやすいようにしてあげたほうが良いという人もいます。)

また、オオクワガタなど横幅がある種であれば、市販の人工蛹室でも問題なく回転できますが、ノコギリなどの横幅が小さなものは、蛹室の横幅がありすぎて、うまく回転できない場合もありますから、自作したほうが良い場合もあります。

フローラルフォームをスプーンなどでくりぬき、手で滑らかに形成して利用しましょう。



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